筑波山登山

カチャロ

2013年02月04日 10:49

こんにちは

時系列がめちゃくちゃなここ数日・・・

今日は7月29日に母子4人で挑戦した初登山。
筑波山での記録です

今思えば、富士登山前に低山を経験させよっかな?
なんて甘い考えだった事が原因と思われますが

カンペキに山をなめていました

下山でまさかの遭難一歩手前まで陥るという
親としての失態をおかしました。


そんな記録です















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富士登山前に練習で山登りをしておこうと思ったら
近場は高尾山か筑波山
車で行くので混雑の少ない筑波山にしました。

筑波山なんて見たこともなく、近づくにつれ山は高く大きく
「コレ登れるの?」ってみんなでびびっていました。

朝9時半駐車場に到着



駐車場から入口まで普通の舗装道路を15分位歩きますが
その時点で気温29度。
暑さでやられます。



ここから本番!
でもすでに暑さで心が折れています



そんな時に
タララタッタラー♪(ドラえモン風)
ケーブルカー!!



あまりの暑さに行きはケーブルカー
下山は自分たちで降りようと決まりました(即決)


しかし!なんという文明の利器
途中この道を自分で登ろうなんて、なんて無謀なんだ?
っていうか富士山なんて登れるの??って




3分で頂上です



頂上は観光地みたいで七夕まつりをやっていました




みんなでお願いを書いて




こんなモノをもらったので




やります!



もらったのは人数分水風船のヨーヨーで、正直ジャマです


アイスを食べたり



ガマの油の口上を聞いたりと観光もして



いよいよ本番の女体山の山頂へ向かいます
ここの時点で11時半



有名なガマ石
一発でガマの口の中に石を投げいれたら願いが叶うんだって


なんとママは一発で成功したよ


女体山の山頂に到着
ケーブルカーの山頂から20分でした




三角点タッチ!




柵もなんにもなくてちょっと怖いけど景色は最高




向こうに見えるのが男体山
手前に見えるのがお世話になったケーブカー乗り場です




登ってきてないので感動はイマイチでしたが登頂成功




今回は女体山のみで正午に下山開始


ここまで観光地化されていたので途中下山でも休憩所とかあるのかな?って
勝手に想像していました。


しかし、いきなりって感じになっています




想像以上に大きな石を降りていくので膝に負担がかかります



途中で何度もきっきが膝をたたいてくれるんだけど
たたかれると余計にキツかったりw




でも奇石の数々を見ながら下っていきます
胎内くぐり。きっきは怖がって行きませんでした。




弁慶七戻りの巨石




巨木で歴史の勉強



涼しげに見えると思いますが
蒸し暑くて足場は悪いし汗だくでした。


悲劇はここから。。。


コース案内では下山は白雲橋コース下山95分とありました
下山を始めて1時間半位たった頃、飲み物が底をついてきました。
女体山に向かうまでと、ここまで予想以上に蒸し暑く飲むペースが速かった。



辺りも薄暗くなってきて余計に不安になります



戻ろうか?降りようか?
この選択にひどく悩みます。
だいたい今どの辺りまで降りてきたのかわからなかったのです。


長女が「登るより降りよう!」と決め
ここからは観光気分ではなく下山に集中
ママはのどの渇きもガマンして分量を決めて子供に補給


ここから写真もありません


下山は最初岩を降りていき途中は土道後半は根っこだらけ
もうわたしの膝は上がらない状態でゆっちびは暑さでだめ。


下山者は少ないし、最悪人が来たら子供に水をわけてもらおうか?
そんな不安がママの中にぐるぐるします。
でも、子供に不安を見せると余計にダメだと思い、一人悩みます。
下山開始から2時間。いよいよ水がなくなりました。
残りは30分位の看板も出てきましたが・・・

ママ、軽い脱水症状になり
下るのをやめてザックを下ろしたら歩けなくなりました。


こんな時に誰も人が通りません。


最後は水風船のヨーヨーをつぶして、その水を飲みました。
そこで長女やんやんが、自分が一人で降りて飲み物買ってくるよという提案

決断に迷いましたがお願いをすることにしました。
じっとして休んでいると風は涼しく、水分さえ持っていればこうして急ぐ事もなく
山の静かさを感じながらゆっくりできたのに。

やんやんに途中電話をしようとしたらスマホにタッチできない。
何度やっても指先の体温とかもおかしくなっていたのかな?
ゆっちびのガラケーで連絡を取り合いました。
いざって時はスマホはダメです。

やんやんは30分で戻ってきました。
山道をずっと走ってくれました。

当初、やんやんは行く予定じゃなかったんです。
朝になって「やっぱり行こうかな?」って感じで来たんです。

やんやんがいなかったら・・・・・・って思うとぞっとします。

お茶があんなにおいしく感じたのは初めてでした。
水って人間に本当に大切なものなんだ。って心底体験しました。


水分補給をして下山してみるとママが動けなくなったのは
到着する30分位手前の場所でした。

ここを急いでみんなの為に走ったやんやんに頼もしさと心細かっただろうなと
親として申し訳ない思いでいっぱいでした。

下山してすぐの所にあるホテルでお風呂に入り
帰宅するまでわたしは「水って本当に大切」ってずっとつぶやいていました。


キャンプでも暴風や雷、結構な体験をしてきたつもりでしたが
ここでもまたひとつ自然の恐怖(装備の甘さ)を経験しました。

子供優先で水分補給しましたが、親であるワタシが何かあったら
子供を守ることもできません。
こういう緊急事態だからこそ自分の事も考えなくてはなりません。


最後に撮った写真



この翌日から4日間、私だけひどい全身筋肉痛で立ったり座ったりが一苦労で仕事も大変
ようやく落ち着いたのは富士登山の日!


登山練習も時間に余裕を持たなくてはならないです。


その後、経験者の方に
「夏は低山だからこそ気温も高いし、気をつけなければならないこと」を教わりました。

富士登山前にこの経験があり、山への心構えは当初とは違う意味でできました。

ただ・・・ゆっちびが山嫌いになり、高尾山も登ってくれなくなりました。


皆さま山嫌いな娘と体力のないママが大丈夫なコースがありましたら
ご助言よろしくお願いいたします















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