四年生のみなさん。二分の一成人式おめでとうございます。
ゆうちゃん、おめでとう。
私からは保育園での思い出についてひとつだけお話させていただきます。
ゆうは1歳から保育園に通っていました。
ようやく歩き始めた頃で本当ならまだまだママと一緒にいる時期です。
ゆうはね、いっぱい泣きました。毎日毎日泣きました。
その泣き方が「うわぁ~~ん!」って泣くんじゃなくて
しくしくしくしく寂しそうに静かに泣くんです。
そんな時はママも寂しくて仕事に行って、
同じ頃の子供を連れてる親子を見ては
「あぁ、なんて自分は悪いママなんだろう?」って思っていました。
仕事が終わって急いで保育園に向かいます。
「泣いてるかな?大丈夫だったかな?」ってママの心は不安でいっぱい。
ドキドキしながら保育園に着くとまん丸のおめめにまん丸の笑顔で
「ママ!おかーり!」って先生と手をつないだゆうちゃんがいました。
そんな時心からホッとする自分がいて疲れもすっ飛んでしまいます。
次の日も次の日もその繰り返しなんだけど、
いつしか泣き顔もなくなって「頑張ってね!」って手を振って見送ってくれると
ママはもう自分を責めることもなくなって、バリバリ仕事ができました。
ママにも笑顔がわいてきます。
あれから9年たって10歳になったゆうは今でも同じ。
今では私が仕事から帰るとご飯の支度がしてあったり、寒い日にはお風呂が沸いていたり、お手伝いをたくさんしてくれて。
まん丸のおめめにまん丸の笑顔で「ママおかえり」って。
笑顔は変わっていないけれど本当に成長を感じます。
ゆうちゃん、本当にいつもありがとう。
パパやママが頑張れるのはみんなの為、子供の為です。
みんなは守られているようで親を守る強い心を持っています。
特別なことじゃない。毎日を元気で、笑顔で過ごしてください。
「いってきます」「いってらっしゃい」「ただいま」「おかえり」は家が安全基地である証拠です。
みなさんの中でもおうちの方がお仕事で遅かったりすることもあると思います。
今日もお仕事でここに来ていないパパやママもいると思います。
でも今日は二分の一成人式。
おうちに帰ったら「ありがとう」を伝えてみてください。
「なんなの?急に?」ってびっくりする親御さんもいると思うけど
うれしくって仕方ないと思いますよ。
ゆうちゃん。そして4年生のみなさん、今日は本当におめでとうございました
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